尾瀬ヶ原・アヤメ平 約1400m/1968.8m05.06.12
富士見下 4:00
富士見小屋 5:30
竜宮十字路 7:15
−尾瀬ヶ原周遊−
山ノ鼻 11:40
鳩待峠 12:40
アヤメ平 14:45
富士見下 16:35
思い立ったが吉日。尾瀬に行こうと決めた2時間後に家を出た。前回は大清水からの尾瀬沼・燧ヶ岳だったので、今回は富士見下からの尾瀬ヶ原・アヤメ平だ。
富士見下の駐車場で少し仮眠をした後に歩き出した。ゲートからは未舗装だが程度の良い林道が続く。林道の斜面に這うイワナシの花もかわいい。
速めに歩いていたらいきなり富士見小屋に着いてしまった。途中から登山道に変わると思い込んでいたのでこれには驚いた。
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小屋の裏手に少し登るとこの風景に出会える。まだ富士見田代には根雪がシャーベット状になって浮かんでいた。
腰を降ろすと、雲に巻かれた燧ヶ岳が水面にも映り、美しい朝の光景になった。
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尾瀬ヶ原へはまだ雪が締まっているうちにと長沢新道を下った。歩き易い雪道がしばらく続いていたが、木道になると何度も滑って転びそうになる。
人通りが少ないルートなのか木道も苔が生えて余計に滑るようだった。
長沢新道の出口は水芭蕉の湿原が広がっている。木道の上を水が流れる場所もあるが登山靴なら心配無い程度だ。
至仏山は山頂部が隠れていて雲の流れは速いがなかなか取れてくれない。至仏山と燧ヶ岳に挟まれる竜宮十字路で最初の昼食にする。
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| 長沢尻 |
龍宮十字路 |
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| リュウキンカの道 |
龍宮小屋 |
尾瀬らしい花を見ながら、見晴(下田代十字路)へ向かう。逆光で眩しい燧ヶ岳がどんどん大きくなってくる。しばらく行くと登山者が2,3人固まって何かを撮っている。
近付いてみると終わりかけのザゼンソウだった。周りを見るとけっこう見つけることができる。
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見晴にはいくつも小屋が並び、ひなびた温泉街(出てないけど)という風景だ。燧ヶ岳は新緑の上に長い裾野を広げて見事な姿を見せている。
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木道に沿いに咲く花は絶えず変化があって目を楽しませてくれていた。
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| 立金花が咲く木道 |
水芭蕉に囲まれた木道 |
温泉小屋が見えてきた。山をよく歩く身としては、尾瀬は小屋が多すぎると地図上では思っていたが、実際歩いてみると尾瀬の広さに驚く。
小屋の姿も風景と合っていて違和感が無い。
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オオバタチツボスミレ 絶滅危惧II類(VU) |
温泉小屋 |
コミヤマカタバミ |
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今回ぜひ見つけたいと思っていたトガクシショウマが静かな森の中で不意に目に飛び込んできた。
うつむいて咲く背が低い花なので、通り過ぎてしまう人もいると思う。可憐な色合いと小さく揺れる姿に感激した。
トガクシショウマ(戸隠升麻)
絶滅危惧II類(VU)※トガクシソウにて登録
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尾瀬の写真では定番らしいこのポイントはどこだろうかと歩いていたら、大きな三脚を立てた一団が居たのですぐに判った。
実際にこの場所に立ってみると、写真で見た通りの素晴らしい景色。うーん、尾瀬ヶ原だと残雪をまとった至仏山がやはり絵になりますね。
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中田代、下ノ大堀川の写真ポイント。
左に行った木道にカメラが並びます。
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振り返るたびに燧ヶ岳が小さくなっていく。逆に至仏山は壁のように大きくなってくる。
山ノ鼻近くではさすがに人が増えてきて木道の渋滞が始まりつつあった。
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| 牛首分岐(中田代の三叉路) |
至仏山と小橋 |
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| 池沼と燧ヶ岳 |
山ノ鼻近く |
混雑する山ノ鼻で3度目の昼食にしてから、登山道が混む合わないうちに鳩待峠へ急ぐ。この道ではシラネアオイに出会えてこれまた幸せ。
オオバキスミレも多くて雪国なんだなとあらためて感じた。
それにしても日傘を差した人やサンダルの人、驚いたのはスーツ&ネクタイの人も。尾瀬っていっても山には違わないんだけどなぁ?
鳩待峠は思っていたより狭かった。もう少し時間が経つと混雑もひどくなるのだろう。
アヤメ平方面に進むとやっと静寂が戻ってきたので熊鈴をつけた。登りになって足が上がらないことに気が付く。
明るい道のうちはまだよかったが針葉樹の雪道になると踏み抜きもあって余計に疲れる。
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| 鳩待峠からの至仏山 |
アヤ平方面に進む |
次第に雪道となる |
森林限界を過ぎて風景が一変した。長く続く木道を登ってから見下ろすかのように眺める至仏山は見応えがある。
こんな時期の日曜なのに驚くほど人通りが少ないのも気持ちがいい。
至仏山が大きく笠ヶ岳まで見える。空には雲が出始めていたが、極上の展望にしばらく憩う。
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| 横田代 |
横田代から見る至仏山 |
アヤメ平は天上にポツリと浮かぶ島のようだ。今日は雲が出てしまっているが、湿原が緑に染まり燧ヶ岳と至仏山が青空に映える頃にまた来てみようと思わせるところだ。
至仏山の右奥に見える越後の山々はまだ雪が多くついている。
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| アヤメ平から至仏山 |
アヤメ平から燧ヶ岳 |
タムシバの大きな花びらが散る林道を早足で下りる。この林道のアプローチは嫌う人もいるだろうが、静かな尾瀬を楽しみたい人にはおすすめなコースです。
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| タムシバ |
オククルマムグラ |
富士見下の駐車場。約20台。 |