毛無山・雨ヶ岳 1945.5m / 1771.7m
05.09.03
麓ゲート横P 5:45
毛無山 8:25
雨ヶ岳 9:55
A沢貯水池 11:20
−東海自然歩道−
麓ゲート横P 13:10
毛無山は富士山の西側に南北に連なる天子山塊(天守山地とも)にあり、富士周辺の山々の中では一番の高峰だ。
200名山でもあるのでバスで来る団体さんもいるが、富士山の展望台的な山としては割と地味な方と感じる。
頂上まで標高差1100mあることや、他の山(三ッ峠山や御坂黒岳)に比べると、朝方は逆光気味で富士山の姿がシルエットになるからだろうか。
前回は小雪が舞う天候の為に、まったく展望がなかったので、今回は晴れ間を狙って出かけてみた。
国道を曲がって麓へ進む途中で路肩に多くの車が停められている。脇の草原には大きな三脚を立てた一団が一方方向にカメラを向けていた。
なるほど、振り向けば、朝霧を朝日が消していく高原の風景と、長く裾野を広げた大きな富士山が素晴らしい。
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20人ほどの年配のアマチュア写真家集団は、会のリーダーらしき人にいろいろと指導してもらっていた。
富士の周辺ではこんな写真クラブの一団に出会うことがよくある。
私も手持ちのコンデジで撮ってみたが確かに絵になる場所だ。
もっと日が低く朝霧が多く立ち込めていれば更に良いと思う。この場所は憶えておこう。
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麓の駐車場には先客が2台。料金箱に備え付けの紙袋に包んで駐車料金500円を入れる。小銭があってよかった。
時期がらか登山道には花が少ない。その為足が早く30分ほどで不動の滝展望台まで上がった。
ここから見る滝は距離があるが立派に見え、行者が篭る深山の滝のようだ。
登山道は○合目表示がされており自分がどの辺りを登っているのか判る。
登りっぱなしの登山道を汗して登り続けると、8合目あたりに富士見展望の標識がある。
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富士見展望台
すでに霞がかってしまったが墨絵のような富士が高原からすっと立っている。
周りの空の雲はすでに秋の感じだが富士の上には夏のように雲が湧き上がリ始めてきた。
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山頂は富士山の方向だけに展望がある。そのまま細い踏み跡と、色あせた赤テを辿って、南アの展望があるというタカデッキまで行ってみた。
南アも雲が夏のように湧き上がってしまって、どこがどこだが判別不明。タカデッキ自体のピークは低木に囲まれた明るい頂で、手前の笹原が南アの展望地となる。
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| トリカブトのお花畑 |
タカデッキ手前の笹原 |
タカデッキ |
ピストンのつもりでここまで来てみたが戻るのも面倒になってきた。
おにぎりを食べながら地図を見て考えるてみると、このまま雨ヶ岳から下りて、山麓に通っている「東海自然歩道」を行けば駐車場まで戻れる。時間はたっぷりとあるのでロングコースに変更としよう。
富士山は完全にガスの中となってしまったが、雨ヶ岳からも富士山方向はよく見えるようになっている。但し雨ヶ岳前後も笹を掻き分けながらの歩きとなる。どんなに暑くても長ズボンが必要な道だ。
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| ヤマジノホトトギス |
ゲンノショウコ |
フシグロセンノウ |
端足峠から東海自然歩道に下りて南に進む。東海自然歩道は半分は林道だが、あとは草が生い茂り道が判り難い場所もあり、石もごろごろしていて登山道のような場所もあるので、運動靴で歩くのには適さない。
人とすれ違うことはめったに無く、熊注意の看板もいたるどころにある。
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| シデシャジン |
梶原の吊り橋 |
東海自然歩道1。一応まっすぐな道。 |
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| コバギボウシ |
キツネノカミソリ |
東海自然歩道2 実はまっすぐ進みます。判らないー |
花々も秋の装いになってきた。まだ気温は高いが夏の山の終わりというような歩きになった。高原に出るとちょっと牛のフンの匂いがしたが、せっかくの休憩所なので、最後のおにぎりを食べた。
一瞬、影が地面を走っていった。空には無数のパラグライダーが飛んでいる。陽射しが暑くてたまらなく、様々な色のパラグライダーが飛ぶ毛無山を眺めながら、高原を足早に駐車場に急いだ。
今日の山中でのすれ違いは毛無山の登りで1人と、端足峠でご夫婦と会っただけだった。200名山も絡んでいるのに7時間25分で3人か。
久々の静か過ぎる山歩きができました。
注.
登山地図には毛無山−雨ヶ岳間は熟達者の同行が必要とあります。人の歩いていないっぷりと熊笹に覆われた道を考えればそうなんでしょう。山を歩き慣れた人であればなんでもない道です。