2日目 05.08.17
常念小屋−大天井岳−燕山荘(幕営)−燕岳往復

アルプスの天泊縦走では2時か2時半に目覚ましをセットする。起床、朝食、撤収、お通じ、出発まで1時間半。今年も夜明け前の稜線を歩くことができて幸せだ。

空の星がなくなってきた。槍穂の上空の雲が赤く染まる。横通岳の斜面で腰を下ろし、赤い帯が山肌まで下りるのを待った。

日が差すと回りは雲だらけになる。気持ち良く見えていた大天井岳への稜線もあっという間に見えなくなった。雲の中をひたすら進むと突如あらわれた大天荘。 なにげに標高が2922mの大天井岳を往復してから、表銀座縦走コースに入る。人もあまり歩いていないし何が銀座だが解らないが、コマクサがずっと続く白砂の道は、 展望もあったら豪華な道になること間違い無し。あ、だから銀座なの?

朝の歩きがゆっくりし過ぎたせいか、CTをはるかにオーバーして燕山荘に到着した。燕岳はガスがたまには取れていたが、今日はこの天気が続きそうだ。

設営後に燕岳を往復したが帰りに雨が降り出した。今日は行動後だからと理由をつけ、生ビール大とソーセージをオーダー。泊まりがテントの分、これにお金をかけてしまう。

15時過ぎに雨が上がった。小屋の表のテーブルで夕食を食べながら待ってみたが、今日の山は夕焼けを見せてはくれなかった。

常念小屋     4:05
大天井岳     9:00
燕山荘(幕営) 12:50 設営後、燕岳往復

夜明け前の常念岳

圧倒的に大きい。中腹にヘッドランの明かりが見えた。

槍ヶ岳

日の出側の雲が多かったので赤さが足りないかな。今日の日の出は5:10を過ぎていた。

穂高岳

常念小屋では北穂までしか見えなかったが、ここまで登ると穂高らしい姿になる。

穂高岳−大キレット−槍ヶ岳

この稜線はしばらく歩かないだろうなぁ。そのうち気が向いたら計画しよう。

朝日

横通岳と手前のピークの間から見えます。

登山道を歩いていると横通岳頂上へ続く踏み跡が2,3本ありました。

東天井岳へ

北アルプスっぽい風景ですね。中央左奥に霞むのが大天井岳です。

あっという間にガスガス

槍穂の山岳ショーはもう終わりみたいです。6:20。

横通岳と常念岳

海に浮かぶ島のよう。振り向いたら歩いて来た道が雲の下に沈んでいた。

東大天井−大天井岳間の稜線

千島桔梗 チシマギキョウ

大天荘(だいてんそう)
山の名前は大天井岳。”おてんしょうだけ”と岳人は言うが、地元では”だいてんじょうだけ”らしい。
山の名前は現地優先なので、だいてんじょう??

大天井岳山頂
小さな社があります。

大天荘前の広場
たぶん天場かと。

道標
豪華な山名が並ぶなぁ。

切通岩あたり
クサリ場の落ち込んだところに、喜作レリーフがあります。

コマクサ

花によって色の濃さに差がある。

白砂とコマクサ

とにかくコマクサの道が続きます。

表銀座の稜線

蛙岩(げえろいわ)の近くです。たぶん。

当薬竜胆 これが蛙岩?
なのかなぁ。燕岳が近いということなのか、奇岩が増えてきました。

トウヤクリンドウ

雷鳥のヒナ
四匹の子だくさん。登山道の真中で地面を掘って砂浴び中。1mまで近付いても動いてくれません。早く通してくれ〜

ほら、親が鳴いて呼んでるぞ〜

燕山荘(えんざんそう)

まだかなと歩いていたら、いきなりガスがとれた。ずいぶんと目立つとこに建ってる小屋ですね。

イルカ岩?

こっちは魔王?

と勝手に。テントを張って燕岳(つばくろだけ)を往復します。
奇岩が砂から生えているみたい。

燕岳山頂

燕岳
下りでチラリと姿が見えた。

天場
小屋から見下ろしてます。雨降る中まだまだ登山者は絶えません。

小屋の中の土産屋。
充実してますね。

お楽しみ会
大(800ml)にしてしまった。豪勢にもソーセージも。気付くと静かに「ふっふっふ・・」と笑っていた。あぶない、ホントにあぶない。

食堂の横が
”SUN ROOM”として軽食コーナーになっています。
MENU

夕飯
レトルトカレー。天泊では重いので豪華です。軽いフリーズドライものもありますが、2人分なのであまり使わず。

トイレの張り紙
”天場の下では熊が出るから食い物を外に出しておくな”と。

常念−燕TOP 3日目